新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。若林と申します。私も約35年前、大学生になりました。
強くなりたくて、武道のカッコよさにあこがれて、棒術会に入会しました。そこでは、自分自身、命を育む大自然、素敵な人たちと出会いました。――もう限界だと思ってもまだ進むことができる自分。倒れてもすぐ立ち上がる姿勢。そこにある、それまで気づかなかった青空。冬の海と砂浜に、昇る朝日の暖かさ。棒の組み合う音と響く感触。突き、受け、投げること。――棒術会には、日本に伝わる武道を通して、一人ひとりの「芯」を磨き、光らせる稽古があります。
ぜひ仲間になって、時間とエネルギーをかけて、輝く自分になってください。
若林茂則
1983年度教育学部卒業。高校教諭を経て英国留学。群馬県立女子大学教授などを経て、現在中央大学文学部教授を務める。ケンブリッジ大学学術博士。
元中央大学副学長(2011-2014年)
日本第二言語習得学会事務局長
ご入学おめでとうございます。棒術会OBの小林と申します。
皆さんがこれから過ごす大学生活は高校までと大きく異なり、自由で多種多様なことに挑戦することができます。それは逆に言えば、自分のやることを周りが決めてくれない、自らするべきことを考えて主体的に行動していかなければならない、ということでもあります。
新たな人間関係を作らず、何もしないで卒業するだけ、ということだってできてしまうのですから、どれだけ充実した日々にできるかは皆さんの意識の持ち方にかかっています。
この度晴れて大学生になった皆さんは学問、アルバイト、サークル、恋愛等、各々やりたいことを抱えていると思いますが、どんなことでも一所懸命真剣に取り組んでこそ楽しく、己の血肉となり、やり遂げたことによる自信はいつまでも心に残るものです。
皆さんが棒術会の稽古を通して、心身を鍛え上げる充実感、素晴らしい大学生活の思い出、そして生涯付き合える仲間を得ることができたら、また私自身その仲間に加わることができたら何よりの喜びです。是非お待ちしています。
小林裕樹
2006年法学部卒業。2009年司法書士試験合格。
都内の司法書士事務所勤務ののち、2017年に独立して新宿区で司法書士事務所を開業。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。棒術会OBの嶋津と申します。
大学という新しい環境がスタートします。皆さんのそれぞれが期待や不安を持っていることと思います。
卒業をした身で思うことは、大学生活の４年間という期間は、意外に短い期間だということです。その短い期間をより有意義にするために、皆さんにはぜひ新しいことへの挑戦をして行ってほしいと思います。
棒術という武道をやったことがある人はあまりいないでしょうが、棒術会では、稽古を通じて、体だけでなく、心も強くしていきます。頼れる先輩、同期、後輩といった仲間にも出会えることでしょう。ここで得た経験は、卒業後にも必ず役に立ちます。
棒術会で大学生活での最初の挑戦をしてみませんか。
嶋津 保
2006年法学部卒業。2009年大学院法務研究科卒業、同年司法試験合格。
2010年弁護士登録